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世界の危険な麻薬ランキングTOP10

世界には、想像を絶するほど強烈な中毒性や健康被害をもたらす麻薬が数多く存在します。映画やニュースで耳にする名前はあっても、「実際どのように危険なのか?」という点は、あまり知られていないかもしれません。そこで今回は、“世界の危険な麻薬ランキング”を第10位から第1位までご紹介!一体どんな麻薬がランクインしているのか、ぜひ最後までお付き合いください。

第10位:ケタミン(Ketamine)

引用:https://www1.racgp.org.au/newsgp/clinical/ketamine-effective-for-treatment-resistant-depress

かつては医療現場でも使われていた鎮静薬ですが、幻覚作用が強いため濫用されることが多くなりました。意識の混濁や幻覚症状のほか、気分の急激な変化を引き起こすのが特徴。パーティードラッグとして流通することもあり、予期せぬ事故につながるケースが報告されています。

第9位:MDMA

DEA – http://www.usdoj.gov/dea/programs/forensicsci/microgram/mg0103/mg0103.html, public domain, link



クラブシーンなどで「パーティーピル」として流行したMDMAは、一時的に気分を高揚させる作用があることで知られています。しかし、体温の急上昇や脱水症状、心臓への負担など、命の危険を伴う副作用も存在。過剰摂取や混合摂取で重篤化する例もあるため、非常に危険なドラッグです。

第8位:LSD(Lysergic Acid Diethylamide)

By MotorbaseOwn work, CC BY-SA 3.0, Link



派手な幻覚体験を誘発するとして有名なLSD。精神世界への“トリップ”と呼ばれる状態は、脳内の感覚を大きく揺さぶり、錯乱状態に陥る危険性があります。使用後もフラッシュバックが起こることがあり、現実と妄想の区別がつかなくなるといった深刻な精神的リスクがあります。

第7位:ヘロイン(Heroin)

Von Drug Enforcement Agency, Unbekannt – source, Gemeinfrei, Link



中毒性の高さで名を馳せるヘロインは、鎮痛効果が非常に強いオピオイド系麻薬です。摂取後の強烈な快感と引き換えに、耐性と依存症が急速に形成される点が恐ろしいところ。禁断症状は重く、一度依存すると抜け出すのが困難な麻薬として広く知られています。

第6位:コカイン(Cocaine)

By An employee of the DEA – DEA Drug Enforcement Agency, US government Web site. (Originally from en.wikipedia; description page is/was here.), Public Domain, Link



コカの葉から抽出されるコカインは、精神と身体の両面で依存症を引き起こす刺激系の麻薬。摂取するとエネルギッシュになり、過剰にハイテンションになる反面、心臓や血管への負担が大きく、心不全や脳卒中を招く危険性があります。短時間で効果が切れるため、連続使用による依存のリスクが高いのも特徴です。

第5位:メタンフェタミン(Methamphetamine)

By RadspunkOwn work, CC BY-SA 4.0, Link



日本では「覚せい剤」とも呼ばれるメタンフェタミン。強力な覚醒作用により意識が冴えわたるように感じますが、その分心身へのダメージも大きいのが特徴です。精神障害や幻覚、妄想などを引き起こし、人体に対する悪影響は計り知れません。世界的にも取り締まりが厳しく、違法流通が多い危険ドラッグの代表格です。

第4位:フラッカ(Flakka)

引用:https://www.nyu.edu/about/news-publications/news/2019/january/use-of-synthetic-drug-flakka-rare-among-high-school-seniors–but.html

「ゾンビドラッグ」と揶揄されるほど強烈な幻覚作用をもつ合成ドラッグ。摂取者が自分の肉を噛みちぎるなど、ショッキングな事件を引き起こしたことで一躍有名になりました。攻撃性の増加、極度の興奮状態、そして体温上昇など、予測不能な行動を誘発するため周囲にも危害が及びやすい危険性があります。

第3位:フェンタニル(Fentanyl)

引用:https://adamsbroomfieldda.org/Fentanyl-Fact-Sheet

医療用として使われる鎮痛剤ですが、モルヒネの数十倍もの効果を持つ非常に強力なオピオイドです。医療現場では適切な管理のもと使用されますが、違法製造されたものが出回ると、ほんの少量で致死量に達する可能性も。誤差レベルの摂取量で命を落としかねない、まさに危険極まりない麻薬です。

第2位:カルフェンタニル(Carfentanil)

引用:https://summitbhc.com/what-is-carfentanil-and-why-is-it-so-deadly/

フェンタニルよりさらに強力(数百倍〜数千倍とも)とされる合成オピオイド。元々は大型動物の鎮静用として開発されましたが、これが人間に悪用されると極めて危険。わずかな量で致死的な作用をもたらすため、違法流通が深刻な社会問題になっています。

第1位:クロコダイル(Krokodil)

引用:https://www.fox2detroit.com/news/synthetic-drug-krokodil-turns-skin-scaly-found-st-clair-county-first-time-ever

「肉をむしばむ麻薬」として世界中を戦慄させたのが、このクロコダイル。主成分はデゾモルヒネとされ、注射した部位の皮膚が鱗のようになり、まるでワニの肌のように壊死が起こることが名前の由来。劣悪な環境下で粗製濫造されるため、重度の感染症や組織壊死を引き起こし、致死率も非常に高いです。短時間で身体をぼろぼろにしてしまう、最凶レベルの危険ドラッグとして知られています。

まとめ

いかがでしたか? 世界には「こんなに危ないドラッグがあるんだ!」と驚かされるものがたくさん存在します。ドラッグの怖さは、その凄まじい依存性と身体的・精神的リスクにあります。一度手を出してしまうと、そこから抜け出すのは至難の業。ニュースで取り上げられる“悲惨な末路”も決して他人事ではないのです。

何よりも大事なのは、「危険なものには近づかない」という意識を持つこと。知識を持ち、正しい理解を深めたうえで、誘惑をきっぱりと跳ねのける。それが身を守る唯一の方法です。