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びっくり!世界の面白い法律ランキングTOP10

第10位:イギリス – 死んだクジラは王室のもの



イギリスには、海岸に打ち上げられたクジラやイルカはすべて王室に属するという法律があります。この法律は14世紀に遡り、今でも王室が持つ特権のひとつです。当時は、鯨肉や脂を利用することが目的でしたが、今では歴史的な名残であり、象徴的な意味が強いようです。

第9位:アメリカ・オレゴン州 – 自分でガソリンを入れるのは禁止



オレゴン州では、ガソリンスタンドで自分でガソリンを入れることが法律で禁止されています。地元の労働市場を守り、サービスの質を保つための措置ですが、自分で給油ができないなんて少し驚きです。スタッフが対応してくれるのは便利ですが、他の州に慣れていると違和感があるかもしれませんね。

第8位:スイス – 夜にトイレを流してはいけない



スイスのアパートでは、夜10時以降にトイレを流すのが禁じられているという話があります。これは騒音対策の一環で、近隣住民に迷惑をかけないための配慮なんですね。ですが、実際に法律として存在するわけではなく、スイス国内でも「都市伝説」として語り継がれている部分もあります。とはいえ、静寂を大切にするスイス人ならではのルールと言えるかもしれません。

第7位:オーストラリア・ヴィクトリア州 – 日曜の昼間はピンクのホットパンツ禁止

引用:https://pipingprints.com/products/turquoise-white-mens-seersucker-shorts-with-green-embroidered-palm-trees

オーストラリアのヴィクトリア州では、日曜日の昼間にピンクのホットパンツを着用してはいけないという法律があります。これは昔の風紀を守るための規制が今でも残っているものです。もともとは「軽率な服装」を防ぐためでしたが、現代ではすっかり時代遅れの法律です。

第6位:シンガポール – ガムの製造・販売・持ち込み禁止



街をきれいに保つために制定されたこの法律は、ガムが公共の場に捨てられることで清掃の手間が増えるのを防ぐためだとか。ガムが恋しくなったら、他の国に行かなくてはなりません!

第5位:アメリカ・ハワイ州 – コインを耳に入れるのは禁止



ハワイ州では、コインを耳に入れることが違法とされています。元々はスリなどの犯罪防止のために作られた法律だといわれていますが、耳にコインを入れるのが流行っているわけではないので、気軽に法律違反にはならなそうですね。

第4位:サモア – 夫が妻の誕生日を忘れるのは違法



サモアでは、夫が妻の誕生日を忘れることが法律で禁止されているとされています。家庭の平和を守るためのユーモラスな法律ですが、違反した場合には罰金が科される可能性もあるとか。夫婦円満を目指す方には、覚えておく価値のある法律ですね。

第3位:イタリア・ヴェネチア – ハトに餌やり禁止



イタリアのヴェネチアでは、サンマルコ広場でハトに餌を与えることが禁止されています。美しい街並みを守るためには、鳥のふんによる汚れを減らすことが必要だったのです。観光客がハトと遊びたくても、この法律のおかげで思う存分できないかもしれません。

第2位:フランス – 豚にナポレオンと名付けるのは禁止



フランスでは、豚に「ナポレオン」と名付けることは法律で禁止されています。ナポレオンの名誉を守るためだと言われていますが、なかなかユニークな法令ですよね。この法律は、彼の名前を敬意を持って扱うために作られたものですが、ちょっとピンとこないかもしれません。

第1位:イギリス – 女王の切手を逆さまに貼ると反逆罪



堂々の1位は、イギリスの奇妙な法律です。郵便切手に印刷された女王の肖像を逆さまに貼ると反逆罪に問われる可能性があります。女王の顔を軽んじる行為とされ、非常に重い罪とされているのです。イギリスの王室への敬意の象徴とも言えるでしょう。

それぞれの法律には歴史や背景があり、その国や地域の文化が色濃く反映されています。このような面白い法律を知ることで、世界の多様性を感じると同時に、何か新たな発見をすることができたのではないでしょうか?次回旅行に行くときは、ぜひその土地ならではの「面白い法律」にも注意してみてくださいね!