世界には実にさまざまなスポーツが存在します。野球やサッカーのように誰もが知るメジャースポーツだけでなく、聞いたこともないようなユニークさ満載の競技が、地球上のあちこちでひっそりと(あるいは熱狂的に!)行われているのです。今回は、そんな世界のユニークなスポーツをランキング形式で15位から1位までご紹介します。あなたの知らない“別世界”に足を踏み入れてみましょう!
第15位:セパタクロー (Sepak Takraw)

東南アジアで大人気の、足で行うバレーボールのような競技。籐製のボールをアクロバティックに蹴り合い、華麗なジャンピングボレーが炸裂する迫力満点のスポーツです。体の柔軟性とバランス感覚がものを言い、見る者を一瞬で魅了する妙技が光ります。
第14位:アンダーウォーターホッケー (Underwater Hockey)

水中で行うホッケーというだけでインパクト抜群。水中眼鏡とシュノーケル、フィンを装着し、プールの底を這うようにパックをスティックで押し込み合います。息継ぎのタイミングが勝敗を左右するという、心肺機能も試される異色のスポーツ。観戦は水中カメラ越しが定番です。
第13位:オストリッチレース (Ostrich Racing)

引用:https://www.auburn-reporter.com/sports/camel-ostrich-racing-comes-to-emerald-downs-on-sunday-notes/
その名の通り、ダチョウにまたがって競走するという大胆すぎるレース。ダチョウは時速60キロ以上で走ることもあり、スピード感は馬にも負けません。しかも予測不可能な動きが多く、ライダー(?)は落馬ならぬ“落ダチョウ”しないよう必死!スリル満点のエキゾチックスポーツです。
第12位:グレイヴィーレスリング (Gravy Wrestling)

引用:https://worldgravywrestling.com/wrestlers-page/
イギリス発、なんと“グレイビーソース”のプールでレスリングをするというトンデモ競技。ぬるぬる滑るソースの中で相手を押さえ込む姿は、インパクトが強すぎて笑いが止まりません。シミになりそう、なんて野暮な心配もどこへやら。全身が茶色に染まるインパクト大のイベントです。
第11位:ウエリーワンギング (Welly Wanging)

ウェリーブーツ(長靴)をいかに遠くへ投げるかを競う、イギリス生まれの素朴だけど情熱的な競技。助走をつけて思い切りブン投げたり、変なフォームで投げてみたりとスタイルは自由。シンプルだからこそ誰でも参加でき、子どもからお年寄りまでみんなで盛り上がれる“長靴版ハンマー投げ”といった趣です。
第10位:チェスボクシング (Chess Boxing)

チェスとボクシングを組み合わせたという、なんとも奇抜なスポーツ。ラウンドごとにボクシングとチェスを交互に行い、相手をノックアウトするか、チェスでチェックメイトすれば勝利。体力と頭脳の両方が求められる過酷な競技です。
第9位:エクストリーム・アイロニング (Extreme Ironing)

“アイロンがけ”という日常の家事を、スカイダイビングやロッククライミング中にやっちゃおう!というまさに“極限”を追求したスポーツ。鉄板(アイロン台?)を背負い、絶景をバックにシャツをピシッと仕上げる姿は、一度見たら忘れられません。度胸とバランス感覚が必須です。
第8位:ボッサボール (Bossaball)

ビーチバレー×サッカー×トランポリンが合体した、南国のリズムが香る新感覚スポーツ。コートのネット近くにトランポリンがセットされていて、空中で大技を繰り出して相手コートにボールを打ち込みます。音楽に合わせてアクロバティックなプレーが繰り広げられる、見ているだけでハッピーになれる競技です。
第7位:妻運びレース (Wife Carrying)

北欧・フィンランド発祥。男性がパートナーを担いで、障害物だらけのコースを疾走するレース。パートナーを運ぶスタイルはおんぶ、横抱き、逆さま担ぎ、なんでもOK!ゴールしたときの達成感はもちろん、優勝するとパートナーの体重と同じ量のビールがもらえるというユニークな特典も。
第6位:ボグスノーケリング (Bog Snorkeling)

イギリスの湿地帯を使った泥んこシュノーケリングレースです。ウェットスーツにシュノーケルを装着し、全身ドロドロになりながら一定距離を泳ぐという、なかなかハードかつコミカルなスポーツ。泥に足を取られながらのスイムはかなりの重労働ですが、毎年多くの挑戦者が集まる人気のイベントです。
第5位:チーズ転がし (Cheese Rolling)

イギリス・グロスターシャーで行われる、急斜面の坂を転がるチーズをひたすら追いかけるスポーツ。スタートの合図とともにゴロゴロ転がるチーズを全速力で追いかけ、最初にゴールラインを越えた人が優勝。勢い余って豪快に転がり落ちる選手が続出するのが見どころですが、ケガにはくれぐれもご注意を。
第4位:トウ・レスリング (Toe Wrestling)

その名の通り、“足の指”を組み合わせてレスリングしちゃおうという競技。指と指を組み合わせて相手をリング内で倒したり、相手の指を外側へ押し出したりして勝負を決めます。手ではなく足の指で真剣勝負という、何とも珍妙なスポーツ。足の衛生面に関しては、選手同士でしっかり気を遣っているそうです。
第3位:シンキッキング (Shin Kicking)

イギリス・コッツウォルド地方が発祥。その名の通り、お互いのすねをひたすら蹴り合うという、シンプルにして激痛必至のスポーツ。伝統的には、藁をパンツに詰めて防御するのが基本スタイル。これを始めた先人は何を思ったのか…と思わずにはいられない、独特の競技です。
第2位:クィディッチ (Quidditch)

ハリー・ポッターの世界から飛び出した「魔法使いのスポーツ」が、なんと現実世界でもプレーされるように。もちろん空飛ぶホウキはなしですが、ホウキの棒を股に挟んで走り回り、フワフワのボールを駆使してゴールを狙います。ファンタジー感満載な見た目と白熱した試合展開で、世界中で人気が高まっている競技です。
第1位:カバディ (Kabaddi)

インド発祥の伝統スポーツで、近年アジアを中心に人気が急上昇中。攻撃側プレーヤーは「カバディ、カバディ…」と唱えながら相手コートに突入し、タッチして自陣に戻るまで息を継いではいけないという独特のルール。瞬発力とチームワークが求められ、攻守の切り替えがスリリング。見ているうちに、思わず「カバディ…」と口ずさんでしまいます。
まとめ
いかがでしたか?世界には「どうして生まれたんだろう?」と首をひねりたくなるようなユニークスポーツが盛りだくさん。ルールを知れば知るほど奥が深く、参加すればきっと一生の思い出になるはずです。今回のランキングを参考に、いつか誰もが驚くようなスポーツにチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。スポーツの世界は広くて、まだまだ未開拓の楽しみがたくさん隠れているのです!