海といえば、青い水面にまぶしい太陽、そして開放感たっぷりのビーチを思い浮かべますよね。でも、世界には一見楽園のようでいて、実は危険が潜む海岸も数多く存在します。今回はそんなスリリングな海岸をランキング形式でご紹介!普段は味わえないような“命がけの”ドキドキを、ぜひバーチャル体験してみてください。
第10位:Cape Tribulation

オーストラリア・クイーンズランド州にあるこのビーチは、美しい熱帯雨林と白い砂浜が魅力的な場所。しかし、その魅力の裏側には、ウミヘビやワニ、さらに毒クラゲ(イラワジクラゲなど)といった危険生物が潜んでいます。海とジャングルのハイブリッド感を楽しめますが、うっかり入水する前には安全対策を忘れずに!
第9位:Chowpatty Beach

引用:https://www.greenqueen.com.hk/plastic-crisis-8-most-polluted-beaches-coastlines-in-asia/
ムンバイの有名観光地であるチョーパティ・ビーチは、ガネーシャ祭りなどの催しでにぎわいを見せる一方、世界有数の“汚染されたビーチ”としても知られています。ゴミや排水が流れ込むため、水質は残念ながら良いとは言いがたい状況。人混み好きには楽しい場所ですが、泳ぐ際には注意が必要です。
第8位:Praia de Boa Viagem

ブラジル北東部・レシフェ近郊に位置するこのビーチは、絶景の海岸線と近代的な街並みが人気。しかし、サメの出没率が非常に高いことでも有名です。海には防護ネットが設置されていますが、それでも定期的にサメ被害が報告される要注意スポット。ビーチでのんびりするのはいいですが、海へ入るときは周囲をチェックして。
第7位:Shark Bay

引用:https://www.sharkbay.org/advice/things-to-do-on-water/
名前からしてサメの聖地感が漂いますが、実際にホホジロザメやオオメジロザメが周辺に生息しています。さらに、海岸に近い浅瀬にはアカエイや毒をもつクラゲも現れることがあるとか。大自然の壮大さを感じられる反面、その力を甘く見ると痛い目に遭うかもしれません。
第6位:Fraser Island

引用:https://www.fraserisland.net/
オーストラリアが誇る世界最大の砂の島、フレーザー島。驚くほど透明度の高い海と、淡水湖が点在する極上の自然が魅力ですが、海に生息するサメはもちろん、島に出没する野生犬にも要注意。また、潮流が強いため、泳ぎが苦手な方は特に警戒が必要です。自然の美しさに目を奪われがちですが、安全第一が鉄則!
第5位:Réunion Island

引用:https://theincidentaltourist.com/an-adventurers-guide-to-reunion-island/
この島は、火山地形が作り出すダイナミックな自然と、多彩なマリンスポーツが楽しめるリゾート地。しかし、サーフィンの“シャークアタック”でニュースを賑わせることも多く、近年は繰り返しサメの襲撃事件が発生しています。美しい珊瑚礁も魅力的ですが、上級サーファーでも油断ならない要警戒エリアです。
第4位:Hanakapiai Beach

引用:https://www.hawaii-aloha.com/blog/visitor-safety-alert-what-are-rip-currents-in-hawaii/
このビーチは、その絶景っぷりからトレッキング好きに大人気。しかし、ここは猛烈な離岸流が発生しやすい“超危険”なビーチとして知られています。看板には悲惨な事故数も明示され、警告がびっしり。インスタ映えする写真を撮るだけにとどめて、海にはできれば近づかないほうが無難です。
第3位:New Smyrna Beach

引用:https://www.jacksonville.com/story/news/state/2020/08/12/gda-shark-drones-2020-fl-nftu/42200689/
フロリダ半島の大西洋側にあるこのビーチは、サーフィン天国として有名な一方で“サメの首都”とも呼ばれるほどサメ被害の件数が多いことで知られています。特に、オオメジロザメやシュモクザメなどが沖合で頻繁に出没。地元サーファーは慣れっことはいえ、観光客の方は十分に注意してチャレンジしてください。
第2位:Zipolite Beach

引用:https://www.dailysabah.com/gallery/swim-at-your-own-risk-worlds-deadliest-beaches/images
オアハカ州の太平洋岸にあるこのビーチは、“死者のビーチ”という凄まじい異名を持ちます。名前の由来は諸説ありますが、激しい離岸流と高波で遭難事故が多発していたことが背景にあるとか。最近は監視員の配置などで安全対策が進んでいますが、自然の力を甘く見るとあっという間に海に引き込まれてしまう要注意スポットです。
第1位:Gansbaai

引用:https://sharkwatchsa.com/rates-and-info/
南アフリカのケープタウン近郊に位置するこのビーチは、まさに“ホホジロザメのメッカ”。ケージダイビングでサメを間近に見ることができる観光プログラムがあるほど、サメとの縁が深い地域です。餌が豊富なエリアということもあって、ホホジロザメの巨大な群れが集結。サメ好きにはたまらない聖地ですが、ビーチで無防備に泳ぐのは命がけかも!
まとめ
いかがでしたか?世界には美しい海を持ちながらも、驚くほど危険が潜んでいるビーチがたくさんあります。サメや毒クラゲ、離岸流や汚染など、危険の種類はさまざま。旅行を計画するときはつい楽しいイメージばかりを抱きがちですが、事前にしっかりリサーチして安全に楽しむことが何より大切です。とはいえ、危険だからこそ醸し出されるスリルもまた魅力。命を大切にしつつ、冒険心も忘れずに旅を満喫しましょう!