世界には「ここに住んだらストレスフリーかも?」と思うほど平和で穏やかな国々が存在します。毎年発表される世界平和度指数(Global Peace Index)をもとに、近年注目される「平和大国」たちをご紹介! それでは第15位から第1位まで、さっそく見ていきましょう。
第15位:クロアチア (Croatia)

引用:https://www.croatiaweek.com/best-cities-and-towns-in-croatia-to-live-and-work/
アドリア海に面した美しい海岸線で知られるクロアチアは、豊かな自然と歴史的建築の宝庫。旧市街の街並みが世界遺産に登録されている場所も多く、観光業が盛んです。紛争リスクが低く、政治も比較的安定。料理もシーフードや地中海風のメニューが多彩で、のんびり過ごすにはうってつけの国です。
第14位:フィンランド (Finland)

引用:https://finlandq.com/where-is-finland/
森と湖の国フィンランドは、その自然の豊かさが魅力。教育レベルの高さや手厚い社会福祉、治安の良さで有名です。ムーミンやサウナ文化など独自のライフスタイルが根付いており、他国にはない落ち着いた雰囲気が漂います。冬の長い夜を彩るオーロラ鑑賞も人気のアクティビティです。
第13位:ハンガリー (Hungary)

引用:https://www.europeanbestdestinations.com/best-of-europe/best-destinations-to-visit-in-hungary/
ドナウ川が中央を流れるハンガリーは、ヨーロッパの中央部に位置し、古くからの歴史と文化が色濃く残る国。首都ブダペストは“ドナウの真珠”と呼ばれるほど風情があり、温泉やスパ文化も楽しめます。政治の安定度や治安の良さも高水準で、美食から文化体験まで幅広く堪能できるのが魅力です。
第12位:チェコ共和国 (Czech Republic)

引用:https://www.worldpackers.com/articles/best-places-to-visit-in-the-czech-republic
中欧の小国ながら、歴史的建造物や芸術があふれるチェコ共和国。首都プラハは“百塔の街”と呼ばれ、街並みそのものがまるで中世の絵本のよう。ビール大国としても知られ、安定した治安と観光インフラの整備が進んでいるため、海外からの旅行者にも安心感たっぷり。小国ながら多彩な魅力がぎっしり詰まっています。
第11位:カナダ (Canada)

引用:https://www.worldsbestcities.com/rankings/canadas-best-small-cities/
世界で2番目に広大な国土を持つカナダは、多様な人々が共存する移民国家。自然のスケールは圧巻で、ロッキー山脈やナイアガラの滝など、ダイナミックな景観が多くの観光客を魅了します。医療や教育の充実度が高く、治安も良好。広大な土地と温かい国民性が融合し、のびのびとした生活環境を提供してくれます。
第10位:スイス (Switzerland)

引用:https://hospitalityinsights.ehl.edu/history-chur-oldest-town-switzerland
アルプスの山々が織りなす絶景と、時計やチョコレートで有名なスイス。金融や観光が盛んな経済力を誇りつつも、紛争やテロのリスクが低いのが魅力です。公的機関への信頼度が高いことも特徴で、政治的に安定しており、長く中立国として知られています。清潔で落ち着いた街並みも平和を象徴しているようですね。
第9位:日本 (Japan)

引用:https://jpn-study.com/an-overview-of-japanese-cities/
「おもてなし」の精神で知られる日本は、治安の良さが世界的にも高い評価を得ています。公共交通機関が整備され、時間に正確な電車や便利なコンビニなど、生活のしやすさもピカイチ。国民皆保険制度や長寿社会など、健康面や社会保障が充実している点も魅力です。ただし自然災害が多いため、防災意識が常に高い点が特徴と言えます。
第8位:スロベニア (Slovenia)

引用:https://campervancastaways.com/2023/12/14/piran-a-coastal-town-in-slovenia/
中央ヨーロッパに位置し、意外と知られていない穴場的な平和国がスロベニア。アルプスの大自然からアドリア海沿岸まで、豊かな風景が広がります。小国ながらも経済は比較的安定しており、教育水準も高め。ゆったりとした生活ペースでストレスを感じにくく、観光客にも優しいホスピタリティが魅力です。
第7位:ポルトガル (Portugal)

引用:https://www.winalist.com/blog/portugal-wine-region/best-cities-to-visit-in-portugal
のんびりした雰囲気が魅力のポルトガル。ヨーロッパの中でも物価が比較的お手頃で、移住先としても人気が上昇中です。歴史的建造物や温暖な気候もあって、暮らしやすく平穏な社会を形成。国民のホスピタリティが高く、世界中から訪れる旅行者がリピーターになることも多いとか。
第6位:シンガポール (Singapore)

引用:https://www.britannica.com/place/Singapore-capital
アジアの金融ハブでありながら、ゴミひとつ落ちていないクリーンな街並みが印象的なシンガポール。多民族国家でありながら宗教や文化が調和し、国全体で規律を守る風潮が強いのが特色です。厳格な法整備により治安面の安心感は抜群。ビジネスの中心地でありながら自然もあり、高い経済力と平和な生活が両立しています。
第5位:オーストリア (Austria)

引用:https://www.travellingking.com/budget-guide-to-innsbruck/
音楽の都ウィーンをはじめ、クラシック音楽や芸術が盛んなオーストリア。アルプス山脈と美しい湖に囲まれた自然環境と、歴史の重みを感じる街並みが調和しています。社会的な格差が比較的少なく、福祉制度も充実しているため、生活の安心度が高め。スキーリゾートや文化的観光名所も多く、観光客にも安全で優しい雰囲気が漂います。
第4位:ニュージーランド (New Zealand)

引用:https://www.kayak-newzealand.com/best-small-towns-new-zealand/
南半球の自然大国、ニュージーランド。壮大な山々やフィヨルド、美しいビーチに囲まれ、マオリ文化の伝統を尊重しつつ多文化社会としても発展を続けています。社会の透明性が高く、政治・経済が安定しているため、暮らしやすさは抜群。リラックスした雰囲気の中、アウトドアと共存するライフスタイルが人気の秘密です。
第3位:アイルランド (Ireland)

引用:https://xyuandbeyond.com/beautiful-towns-villages-in-ireland/
「エメラルドの島」と呼ばれる豊かな緑が広がるアイルランド。ヨーロッパのIT企業が集まる経済拠点にもなりつつあり、急激な発展を見せる一方で、古くからの伝統音楽やパブ文化も大切にしています。政治的に安定しており、犯罪率が低めなことでも有名。フレンドリーな国民性と豊かな自然、美味しいビールがそろった、優雅な平和国家です。
第2位:デンマーク (Denmark)

引用:https://www.dailyscandinavian.com/the-eleven-prettiest-towns-in-denmark/
北欧の中でも特に社会福祉と幸福度の高さが光るデンマーク。教育や医療など国民の生活インフラがしっかり整備され、平等思想が浸透しています。洗練されたデザインや建築、美食の街コペンハーゲンなど、文化的にも洗練されているのが特徴。政治的な汚職が少なく、治安の安定感もバッチリです。
第1位:アイスランド (Iceland)

引用:https://www.townandcountrymag.com/leisure/travel-guide/a19713116/iceland-travel-guide/
氷と火の国、アイスランドが堂々の第1位!なんと言っても紛争リスクの低さ、政治的安定、そして国民の幸福度が際立ちます。小さな人口ながらも教育水準と生活水準は非常に高く、豪快な自然を観光資源に活かしながら、環境保護にも熱心。冬のオーロラや神秘的な景観の数々が、まるで別世界へ誘ってくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?世界の平和度ランキングは、北欧やヨーロッパの国々を中心に、アジアからもシンガポールや日本がランクイン。いずれも「生活のしやすさ」「社会の透明性」「政治的安定」など、安心・安全を裏付ける要素が整っています。次の旅行先や移住先を考える際には、ぜひこれらの平和な国々を候補に入れてみてはいかがでしょうか?