世界にはさまざまな種類のお酒が存在し、その中にはアルコールの割合が非常に高い“超ド級”のスピリッツが勢揃いしています。強烈な強さの裏には、それぞれのストーリーやこだわりがあるんです。飲むときはくれぐれも要注意ですが、お酒好きなら一度はその名を耳にしたことのある有名銘柄も満載。さっそくチェックしてみましょう!
第10位:Devil Springs Vodka – アルコール度数 約75%

引用:https://www.rocwine.com/spirits/vodka/devils-spring-151p-vodka-1l
通常のウォッカよりも度数が高いため、ストレートで飲むのはあまりに危険!フレーバーを加えてカクテルにするなど、うまくアレンジするのが通っぽい楽しみ方です。名前のインパクトどおり、一口で“ツン”と鼻に抜ける鋭さはある意味クセになるかも?
第9位:Hamilton 151 Demerara Rum – アルコール度数 約75.5%

引用:https://www.astorwines.com/item/32667
糖蜜由来の濃厚な甘みとスパイシーな余韻が特徴です。パーティードリンクのベースにすると、一気にトロピカル感がUP!ただし度数の高さを侮ると「危険な旅」が始まってしまうかも…?
第8位:Stroh 80 – アルコール度数 約80%

オーストリア生まれの“伝説のラム”といえばコレ。寒冷地でも身体を温めるために重宝されてきた背景があるため、甘く濃厚なバニラのフレーバーが特徴的です。冬のホットカクテルに加えれば、まるでウィーンの街角にいるかのような気分に。とはいえ80%は強烈なので、入れすぎ注意です!
第7位:Sunset Very Strong Rum – アルコール度数 約84.5%

セントビンセント・グレナディーン諸島で生まれたこのラムは、海辺の夕日のように情熱的な色合いと、思わずむせ返るようなパワフルな香りが特徴。ストレートで飲むよりも、少量をカクテルに混ぜたり、フランベ料理に使うと料理がお店の味にランクアップ!
第6位:Balkan 176 Vodka – アルコール度数 約88%

引用:https://malva.si/en/products/balkan-176-vodka-88-vol-0-7l
シンプルなボトルデザインながら、ラベルにはさまざまな言語で「注意事項」が書かれており、その“ヤバさ”を物語っています。クリアでシャープな飲み口と強いアルコール感が特徴ですが、決して無理は禁物。友人とのホームパーティーで話題にはなること間違いなしです。
第5位:Pincer Shanghai Strength – アルコール度数 約88.8%

引用:https://dzen.ru/a/Xmo8cmZYwEZvB7tG
スコットランドの蒸留所が手掛けるウォッカブランド「Pincer」の限定版。上海のエネルギッシュなイメージを投影したかのような、度数88.8%という数字がユニークです。ボタニカルなフレーバーが加わることで、ただ強いだけじゃない複雑な香りを楽しめるのが魅力。けれど、度数の高さは折り紙付きなので油断は大敵。
第4位:Hapsburg Absinthe – アルコール度数 約89.9%

ヨーロッパの芸術家たちに愛された幻の酒と言われるAbsintheですが、Hapsburgはヨモギ由来の独特な苦みとハーブ感が凝縮された一本です。専用のスプーンを使い、角砂糖を炙りながら水を少しずつ垂らす伝統スタイルで飲むと、香りが一層際立ちます。
第3位:Golden Grain – アルコール度数 約95%

引用:https://www.nationwideliquor.com/216239/golden-grain-190-proof
アメリカ生まれのグレーンスピリッツ。エタノールさながらのピュアなアルコール感が魅力で、無色透明かつクセが少なく、カクテルベースとして使われることが多いです。同シリーズで有名なEverclearと双璧を成す一本。ストレートで挑戦するのはリスクが高すぎるため、飲む際は水やジュースで割って扱うのが基本のスタイルでしょう。
第2位:Everclear – アルコール度数 約95%

「世界最強クラスのお酒」として頻繁に名前が挙がる超高濃度スピリッツ。とにかくアルコールのパンチが凄まじく、揮発感も相当なもの。ウイスキーやジンなどに比べて味や香りの個性は薄めですが、その分アレンジしやすいのが強みです。アメリカではパーティードリンクのベースとしても人気。ただし、使う量を間違うと大事故につながるので、要注意!
第1位:Spirytus Rektyfikowany – アルコール度数 約96%

ポーランド発の“化け物級”スピリッツが堂々の第1位!ほぼエタノールと言っても過言ではない超高濃度ぶり。瓶を開けるだけでもフワッと強烈なアルコール臭が漂い、軽く舐めるだけでもビリビリきます。ウォッカの本場ポーランドの真髄を味わいたい方はぜひ…でも無理は厳禁ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?世界には、文字通り“危険な香り”がするような強烈なお酒がたくさん存在します。こうしたスピリッツは、ストレートで飲むときの注意はもちろんですが、カクテルや料理に上手に取り入れて、その力強い風味をアクセントとして楽しむのがおすすめ。飲み慣れていない方は、十分に薄めたり、しっかりと休みながら飲むなど、安全第一をお忘れなく。それでは、強烈なお酒の世界をほどほどに堪能してくださいね!