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びっくり!世界の珍しい吊り橋ランキングTOP10

吊り橋といえば、雄大な景観の中に伸びるスリル満点の構造物。観光地としても人気の場所が多く、橋そのもののデザインも個性的です。今回はそんな吊り橋の中でも、「これは外せない!」というラインナップをまとめてみました。それでは早速、スタートです!

第10位:ランカウイ・スカイブリッジ (Langkawi Sky Bridge)

By Flickr user “The Dilly Lama” – https://www.flickr.com/photos/dylwalters/509076089/, CC BY 2.0, Link



マレーシア・ランカウイ島のグヌン・マット・チンカン山の頂上付近から谷をまたぐ、全長約125mの歩行者用ブリッジ。熱帯雨林と海を見下ろす絶景に加え、優美な曲線デザインも魅力。

第9位:ケスワチャカ橋 (Q’eswachaka Rope Bridge)

引用:https://happygringotours.com/tour/qeswachaka-rope-bridge-tour-qeswachaka-inca-bridge/

インカ文明時代から続くペルーの伝統技術で、地元住民が天然の草木の繊維を使って毎年架け直す“生きた文化遺産”。橋自体はシンプルなロープと編み込みだけでできており、谷底を覗くとかなりの高さ。観光客にも開放されていて、まるでタイムスリップしたかのような体験ができます。インカの知恵と歴史に思いを馳せながら渡ってみてはいかがでしょう?

第8位:マッキナック橋 (Mackinac Bridge)

引用:https://wkfr.com/mackinac-bridge-transport-services/

アメリカ・ミシガン州にある全長約8kmというビッグスケールな吊り橋。1957年に開通し、ミシガン湖とヒューロン湖を隔てるマキナック海峡に架かる姿は迫力満点です。高い塔から伸びるケーブルと大きく弧を描くロードウェイが美しく、晴れた日は青い湖面とのコントラストがばっちりです。

第7位:タワーブリッジ (Tower Bridge)

By FuzzypiggyOwn work, CC BY-SA 3.0, Link



イギリス・ロンドンのシンボルとして知られるタワーブリッジは、ゴシック風の塔とブルーの支柱が優美にマッチした観光名所。1894年に完成した歴史ある橋ですが、実は可動橋と吊り橋を組み合わせた珍しい構造になっています。テムズ川に架かるその姿は、写真映えもバッチリ。橋の上部には遊歩道もあり、上からはロンドンの街並みや船が行き交う川を見下ろせます。日没後のライトアップは特に幻想的でおすすめです。

第6位:キャリック・ア・リード・ロープ橋 (Carrick-a-Rede Rope Bridge)

引用:https://www.visitcausewaycoastandglens.com/things-to-do/carrick-a-rede-rope-bridge-p675071

北アイルランド・アントリム海岸近くの小島へ渡るために設置されたロープ橋。足場は板とロープだけというシンプルなつくりですが、そのぶん揺れも相当! 大西洋からの潮風と波音を間近に感じながら、眼下には断崖絶壁と深い海…。想像するだけでゾクゾクしてきますね。大自然を肌で感じながら、少し度胸試しをしてみたい方にイチ押しのスポットです。

第5位:カピラノ吊り橋 (Capilano Suspension Bridge)

By Markus Säynevirta, CC BY-SA 4.0, Link



カナダ・バンクーバーの森の中にある全長約140m、高さ70mほどの吊り橋。うっそうと茂る針葉樹林に包まれ、カナダの大自然を満喫できるとあって観光客に大人気です。元々は1889年に建設された歴史ある橋ですが、現在では安全対策もしっかり施されていて、安心して絶景を楽しめます。周辺にはキャノピー・ウォークウェイやトーテムポールもあり、森の中でのアクティビティが盛りだくさんです。

第4位:ロイヤルゴージ橋 (Royal Gorge Bridge)

引用:https://www.colorado.com/articles/royal-gorge-things-see-do

アメリカ・コロラド州のロイヤルゴージ渓谷にかかる橋で、川面からの高さはなんと約290m!世界でも屈指の高さを誇る吊り橋として知られています。橋を渡るだけでも十分スリリングなのに、ここにはジップラインやロープウェイなどの絶叫アトラクションも充実。切り立った崖とコロラド川が生み出すダイナミックな景観を楽しみながら、アドベンチャー感満点の一日を過ごせます。

第3位:フッセイニ吊り橋 (Hussaini Hanging Bridge)

引用:https://www.imusafir.pk/blog/cross-the-thrilling-hussaini-bridge-in-hunza/

パキスタン北部のフンザ地方にある、世界一危険とも呼ばれる恐怖の吊り橋。板はまばらにしか敷かれておらず、ちょっとした隙間からは激流が流れる川が丸見え。さらに強風で揺れるため、渡るにはかなりの勇気が必要です。地元の人々にとっては生活道ですが、観光客にとっては一種のアトラクション状態。まさに“命綱”を実感する、スリル満点の体験が待っています。

第2位:張家界大峡谷ガラス橋 (Zhangjiajie Grand Canyon Glass Bridge)

引用:https://www.chinlingo.com/articles/801770/

中国・湖南省の張家界大峡谷に架かるガラス張りの吊り橋。全長約430m、高さ300m以上という途方もないスケールで、橋の床がガラスというインパクト抜群のデザインです。真下に見えるのは深い渓谷と岩肌、そして遠くには緑豊かな山々。半透明の床を歩くとまるで空中散歩をしているようで、足元からふわっと浮いてしまいそうな感覚に陥ります。SNS映えも抜群で、一生モノの思い出になること間違いなしです。

第1位:ゴールデンゲートブリッジ (Golden Gate Bridge)

引用:https://www.exp1.com/blog/golden-gate-bridge-history/

堂々の第1位は、アメリカ・サンフランシスコの象徴、ゴールデンゲートブリッジ。1937年に完成し、その真っ赤なカラーと優雅なアーチが青空に映える姿は、世界中の人々を魅了し続けています。全長2,737m、高さ227mという巨大なスケールにもかかわらず、デザイン性も機能性も兼ね備えたまさに吊り橋の傑作。霧がかかった朝にほのかに浮かび上がる赤い橋は、息をのむほど神秘的な光景。渡る時は車窓からでも徒歩でも楽しめるので、サンフランシスコを訪れたら絶対に外せません。

まとめ

世界には、壮大な自然の中を渡るスリリングな吊り橋から、都市に溶け込んだ歴史ある名橋まで、実に多彩な吊り橋が存在しています。それぞれの橋には唯一無二の景観やエピソードがあり、どれも「実際に行ってみたい!」と心をくすぐる魅力にあふれていました。ぜひ次の旅先では、スリルと絶景を堪能できる吊り橋を訪れてみてはいかがでしょうか? きっと、思い出に残る素敵な冒険が待っているはずです!