近年の若手女優の中でも、“透明感”という言葉をもっとも自然体で体現している存在といえば、飯豊まりえだろう。10代からモデルとして活躍し、徐々にドラマへ活動の軸を移したキャリアは、派手さはなくとも堅実そのもの。だが、彼女はここ数年で一気に演技派女優へと評価を変えてきた女優でもある。
バズ狙いではなく、好感度だけに頼るのでもなく、“作品と向き合う女優”へ――。その転機の裏には、意志のあるキャリア選択と大人の女性としての確かな成長があった。今回は、飯豊まりえの仕事観、恋愛観、推定年収、人物像を徹底分析する。
プロフィールと経歴
- 本名:飯豊万理江(いいとよ まりえ)
- 生年月日:1998年1月5日(千葉県出身)
- 身長:167cm
- 職業:女優・モデル
- 所属:エイベックス・マネジメント
- 代表作:『岸辺露伴は動かない』『オールドルーキー』『何曜日に生まれたの』
芸能界入りは「avex kids×ニコ☆プチモデルオーディション」でグランプリを受賞したことがきっかけ。子ども向けファッションモデルを経て、『nicola』『Seventeen』の専属モデルへ。モデルとして10代女子のカリスマ的人気を集めた。
しかし彼女はモデル業に安住せず、早い段階で**「演技へシフト」**を決断。実写版『獣電戦隊キョウリュウジャー』で注目され、その後ドラマ出演を重ねてキャリアを着実に積み上げていく。
演技派への転換点
飯豊まりえの女優としての評価が大きく変化したのは、2020年以降と言われている。
- 『連続ドラマW ペンション・恋は桃色』で独自の存在感を発揮
- NHK『岸辺露伴は動かない』で“露伴の相棒・泉京香”役が大絶賛
- 『オールドルーキー』でヒロイン級に抜擢
- 2023年主演ドラマ『何曜日に生まれたの』で幅広い層に浸透
今もっとも“現場からの評価が高い女優”のひとりだ。
仕事観とプロ意識
インタビューで発言したこの言葉が、彼女のスタンスを象徴している。
「私は、作品に呼ばれる女優になりたい」
売れたいではなく、“役で評価されたい”女優。この意識が彼女を“モデル出身女優”という枠の外へ押し上げた。
推定年収は?
活動データを元に算出してみる。
仕事ジャンル | 内容 |
---|---|
連ドラ出演 | 年2〜3本 |
映画出演 | 年1〜2本 |
CM契約 | 年3〜5社 |
ファッションモデル | 『MORE』レギュラーモデル |
広告・メディア | 多数 |
推定CM単価は1社あたり1,500〜3,000万円クラス。ドラマ・映画の出演料を含めると、
✅ 推定年収:5,000万〜8,000万円
現在は“企業から信頼される安心感のある女優”としてポジションを確立している。
性格と人物像
関係者が口を揃えて語るのが次の3つ。
- 「礼儀正しく、驚くほど腰が低い」
- 「仕事の準備が周囲より早い」
- 「現場でムードメーカーになるタイプ」
温厚で落ち着いた印象の裏に、かなり努力家でプロ意識の高いタイプであることがわかる。
恋愛観と結婚観
恋愛観はインタビューで語ることもある。
- 「恋愛よりも仕事を優先してしまう」
- 「変に飾る人より、フラットな人が好き」
- 「精神的に自立した男性が理想」
恋愛体質ではなく、かなり堅実で慎重なタイプ。
熱愛報道について(公開情報のみ)
これまで報道されたのは1件。
相手 | 内容 |
---|---|
目黒蓮(Snow Man) | 2022年熱愛報道 |
ただし、報道の裏付けは薄く、所属事務所も交際を否定。共演によるファンの憶測も加熱し、騒動は拡大したが、その後続報はなく、信ぴょう性は不明。
以降、飯豊本人はプライベートを徹底管理しており、スキャンダルとは距離を置くタイプであることが明確になっている。
更新:2024年5月16日に高橋一生との結婚を公式サイトで発表した。(記事更新予定)
交友関係
同世代の女優・モデルからの信頼が厚い。
- 玉城ティナ
- 森川葵
- 中条あやみ
- 山本美月
交友関係は華やかだが“静かなタイプが多い”のも特徴だ。
今後の展望
2025年以降、飯豊まりえは明確に主演女優路線を歩み始めると予測される。その理由は:
- 作品評価が安定している
- 企業からの信頼も強い
- 映像美に耐える顔立ちと演技力
- 30代に向け“深みのある演技”へ変化中
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
芸能スタイル | 演技派・作品型 |
推定年収 | 5,000万〜8,000万円 |
恋愛観 | 堅実・慎重 |
強み | 清潔感・透明感・演技力 |
今後 | 主演常連クラスへ進出 |
飯豊まりえは、静かに進化するタイプの女優だ。派手な話題性に頼らず、実力で評価を得る“王道の成長”を遂げている。今、もっとも“信頼される若手女優”のひとりである。